審美歯科とはどういったもの?

そもそも審美歯科とは、虫歯や歯周病などの治療による歯の機能の回復・改善・再構築に加えて、歯や歯茎の色、歯並びや口元の表情など、審美性の獲得、そして維持することを目的として行われる歯科治療の一分野です。

 

虫歯を治すだけでなく、見た目も治療前より良くする治療を指します。

 

健康保険範囲内の治療内容ですと、患者さんが望むような審美的な結果が得られない可能性がありますが、自費治療である審美歯科は、保険治療より満足度の高い治療を受けることができます。

 

最近の歯列矯正は治療中も美しい!?

美しい口もと

矯正歯科では、歯並びを良くする目的で、治療が行われます。

 

一方、審美歯科では、とにかく歯並びを美しく整えることを目的としていますから、出来る限り歯列の乱れを残さないよう、配慮することとなるのです。

 

これは、通常の矯正治療とは異なる点と言えるでしょう。
例えば、一般的な矯正治療であれば、噛み合わせが改善されることを優先して考えていきます。

 

歯というのは、物を噛むために存在していますから、その機能を最大限発揮できるよう、歯列を矯正するのです。

 

ですので多少、歯列の乱れが残っていたとしても、全体の噛み合わせが調和すれば治療を完了させることがあります。
乱れた歯並びは、噛み合わせを悪くし、虫歯や歯周病を引き起こしやすくします。

 

ですので、基本的に矯正歯科の治療は、お口全体の健康を増進するものであるとお考えください。
ただ、当然のことながら歯並びが良くなると、見た目も改善されますよね。

 

つまり、歯列矯正というのは、噛み合わせを良くするとともに、口元の審美性も向上させてくれる治療法のなのです。

 

審美歯科では、この「審美性の向上」という点に着目して、矯正治療を行っているクリニックがあります。



 

マウスピースで治療中も美しく!

審美歯科の歯列矯正では、治療中の審美性も重視します。
わかりやすいのが、マウスピース型の矯正装置ですね。

 

本来、歯並びを矯正する場合は、ワイヤー矯正法で行われます。
ワイヤー矯正であれば、色々なケースにも対応できますし、効果の高い矯正治療を行うことができるのです。
しかしながら、ワイヤー矯正は見た目がよくありません。

 

歯の表面には、金属製のワイヤーとデコボコとしたブラケットが装着されます。
これだと、ひと目で矯正治療中だということがわかりますよね。

 

医者

マウスピース矯正であれば、そうしたデメリットを解消することができます。
マウスピースは透明な樹脂で出来ており、一見すると矯正治療中であるとはわかりません。

 

けれども、ワイヤー矯正と比べると、適用可能なケースが限られているというデメリットがあることを知っておいてください。
ちなみに最近では、透明なブラケットを使用するなどして、目立たないワイヤー矯正を受けることもできるようになりました。

 

このように、審美歯科における矯正治療といのは、審美性の向上を最優先させて行われるのです。
見た目も治療前より良くする治療を指します。

 

健康保険範囲内の治療内容ですと、患者さんが望むような審美的な結果が得られない可能性がありますが、自費治療である審美歯科は、保険治療より満足度の高い治療を受けることができます。

 

保険範囲内では満足した結果は得られません。

まずは審美歯科を受ける最前提として、自費治療を選択しなければなりません。健康保険では矯正は対象外であり、歯科補綴による審美の獲得では、前歯部に関してはプラスチック、臼歯部に関しては金属(一部プラスチック対応)を使用するため、高度な審美性は獲得できません。保険範囲内はあくまでも最低限度の治療しかできません。

 

健康保険治療範囲内ですと、金属色が目立ったり、色が合わなかったりという問題が出てきますが、自費治療での審美歯科治療はほとんどのケースに歯の色をした材料を使用しますので、目立つことがありません。

 

 

審美歯科は高額になりやすい

自費診療の場合は、健康保険治療とは比べ物にならないほど高額になってしまいますが、満足した結果が得られると思います。なぜ高額になってしまうかといいますと、日本政府の認可の受けた材料であればどのような機材や材料を使用することができるからです。

 

現在の歯科材料は研究や開発が進められており、より天然の歯に似ていたり、体に優しかったりするので、保険範囲内での限られた材料とは比較できないほど良いものがたくさんあります。

 

きちんと治すには時間がかかる

審美歯科の場合、より綺麗に歯科補綴物を入れるために、まずは歯茎の状態をよくしてから治療に入ることがほとんどです。日本人の成人の80%は歯周炎もしくは歯周病と言われています。まずは、しっかり引き締まった歯茎に整えてから、綺麗な歯に治していきます。

 

矯正の場合は、綺麗に歯を並べるのにやむを得ず抜歯をしたり、歯にワイヤーを取り付けて負荷をかけて動かしたりするので、多少の痛みや違和感があります。また、歯を動かす期間も数ヶ月〜数年と人それぞれではありますが長い治療期間が必要になります。

 

虫歯が目立つのですぐ入れて欲しいという人や、治療終了まで時間がない人には満足した結果が得られない可能性があります。